2020年9月2日(水)、アルティマリーグ第7試合、興國高校(大阪)と帝京長岡高校(新潟)の試合が長岡ニュータウン(新潟県長岡市)で行われた。
興國が帝京長岡の猛追を跳ね返し勝利!
立ち上がりは興國高校が試合を支配する形でスタートした。
開始3分、高い位置で相手のボールを奪った10番 樺山諒乃介(FW3年)がサイドから駆け上がった7番 南 拓都(MF3年)へスルーパス。ボールを受けた南がキーパーとの1対1を冷静に流し込んで先制した。
前半、帝京長岡は1対1の場面で興國GK 田川 知樹(3年)のナイスセーブに阻まれ絶好のチャンスでゴールを奪えない。
帝京長岡 古沢 徹 監督は、ハーフタイム「このスコア(0-1)のまま試合が進めばチャンスがくる。焦れずにやろう。」と声をかけ後半のピッチへ選手を送り出した。
しかし後半立ち上がりの場面で、帝京長岡は興國の選手を倒しファールを取られフリーキックのチャンスを与えてしまう。
興國キッカーの樺山は、このフリーキックを落ち着いてゴール左隅に決め追加点。2-0とした。
反撃したい帝京長岡も中盤の競り合いを制し、裏へ抜け出した12番 葛岡 孝大(FW3年)がGKとの1対1を冷静に流し込み1点を返す。
1点差となり追いつきたい帝京長岡は、何度も興國ゴールへ攻め込むが興國のディフェンスに跳ね返され追加点が奪えず、そのまま試合終了となった。
試合終了後、この日のマン・オブ・ザ・マッチとなった樺山は「最初の10分ギアを上げて、相手チームにペースをつかまれる前に自分たちのペースに持ち込もうとやっているので、2試合ともそれが出来たことがよかった」と試合を振り返った。