アルティマリーグ第4試合、帝京長岡高校（新潟県） vs 尚志高校（福島県）の対戦は、西部サッカー場（福島県郡山市）にて8月11日（火）11時キックオフ。
開始直後から両校ともにエンジン全開、お互いにゴール前を脅かす激しい戦いとなった。
この試合が最終節となる尚志は、ここまで2勝1敗、最後の試合は絶対に譲ることができない。一方、アルティマリーグ初登場の帝京長岡も初戦を白星で飾りたい。
前半は両校一歩も譲らず、勝負の行方は0-0のまま後半戦に持ち込まれた。
後半の立ち上がりも、お互い果敢に攻めるがゴールを割ることができず、厳しい試合となった。
試合が動いたのは後半11分。右サイドでダイレクトパスを繋ぐ帝京長岡ボールを尚志 11番 菅野 稜斗がカット、キーパーに繋ごうとするも、詰め寄っていた帝京長岡 20番 佐竹 宏太が すかさずボールを奪い返し先制した。
後半16分には、尚志が見事なパス回しで帝京長岡のバックラインを崩し反撃、2番 五十嵐 聖己の華麗なシュートがゴールネットを揺らし、1点を返した。
その後も両校チャンスはつくるものの点数に繋がらず、ようやく追加点を決めたのは後半38分、帝京長岡 2番 佐々木 奈流だった。また後半45分には尚志にフリーキックの機会が与えられるも15番 入澤 新太の蹴ったボールは惜しくもバーに当たり点数に繋がらず。
アディショナルタイムに11番 中村 太一が追加点を決め、3-1と点差を広げた帝京長岡の勝利で終わった。
この試合、守備でも攻撃の起点としても要となった帝京長岡 14番 川上 航立がマン・オブ・ザ・マッチとなった。
