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【プレイバック ULTIMA 第1試合 静岡学園vs尚志】アルティマリーグ初勝利を手にしたのは尚志!静学はスタイル醸成に手応え@エスプラットフジ(静岡県富士市)

7月23日(木祝)、エスプラットフジスパーク(静岡県富士市)のこけら落としとして、17時にキックオフしたアルティマリーグ初戦となる静岡学園高校(静岡) vs 尚志高校(福島)の対戦。
濃霧が立ち籠めて見通しの悪い天候であったが、両チームとも、長きにわたる休止期間を経た上で、サッカーができる喜びを噛みしめる一戦となった。

前半2分、静岡学園陣内でFKを得た尚志は素早いリスタート。左サイドからゴール前に放ったクロスはクリアされたが、そのこぼれ球をMF松本勇斗(2年)がシュート。右側に外れたかと思いきやFW阿部要門(3年)の足元へ届き、冷静にゴールへ流し込んだ。

一方の静岡学園は、前半9分にMF新藤琉人(3年)が抜け出しキーパーと一対一、18分に左サイドからMF木浪航太(3年)が中央に切れ込んでシュートを放つが、同点に追いつくことができず。逆に33分にパスワークでゴール前まで持ち込んだ尚志に追加点を許してしまう。

後半16分、選手権同点弾を放った加納を投入しボールをキープする時間の増えた静岡学園であったが、尚志のDFをなかなか崩すことができず。一方の尚志は後半25分、DFチェイス・アンリ(2年)からのロングフィードにMF五十嵐聖己(3年)がギリギリで追いつき、FW斎藤大輝(3年)をから逆サイドのMF黒田陸斗(3年)に渡ったボールは静岡学園ゴールに吸い込まれた。

後半44分、静岡学園がペナルティエリア右外付近でFKを得ると、SB清水和馬(2年)が美しい軌道を描くFKを決めて意地の1点をもぎ取る。しかし、最後まで堅い守備を貫いた尚志から追加点を奪うことは叶わず、アルティマ初戦の勝利は尚志が手にすることとなった。

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