※キックオフ時間が変更されていますのでご注意ください。
2020年9月2日(水)、アルティマリーグ第7試合、興國高校(大阪)と帝京長岡高校(新潟)の対戦が開催される。会場は長岡ニュータウン(新潟県長岡市)、16時45分キックオフ。
今日、首位に名乗りを上げるのはどっちだ。
今年度5チームで行われているアルティマリーグも、残り3試合となった。7試合目は帝京長岡がホーム新潟で興國を迎え撃つ。
両校2節終わった現在、ともに1勝1敗、勝ち点差でわずかに帝京長岡が興國を上回る。実力拮抗のアルティマリーグにおいては、現在に至るまで3勝以上しているチームがない。尚志(全節終了)と昌平(3節終了)も共に2つしか白星を挙げていない現段階で、あと1つ勝利を上げられればどちらの学校も首位争いに食い込むことになる。
2020年度、全国高校サッカー選手権は実施の方向だ。各地で予選も始まっている。帝京長岡が出場している新潟県予選は8月29日から始まった。3連覇がかかる帝京長岡の初戦は3回戦、10月17日(土)。あと1か月半の準備期間を目の前に、どういう布陣で選手を入れてくるのかは注目したいところ。過去5年で3度の全国選手権大会を経験し、1回戦敗退、ベスト8、ベスト4と徐々に順位を上げている帝京長岡には大きな地元の期待がかかっているはずだ。
一方、興國の参戦する大阪府大会は今週末から1次予選が始まる。興國の初戦は2次予選の2回戦、10月18日(日)だ。
大正6年に端を発する高校選手権の99年の歴史において、実は大阪は平成に入ってから3連覇した高校がない。全国的に見ても、非常に連覇の難しい群雄割拠の地だ。そのなかでしのぎを削るために内野監督はどのような準備をしてくるのだろうか。
今年の高校サッカーは、新型コロナによって公式戦の機会だけでなく、練習試合の機会も奪われた。他県の強豪との真剣勝負は何より貴重なものとなる。
注目選手
帝京長岡
第5試合の昌平戦でMOMに選出されたキャプテン、川上航立率いる帝京長岡。ロングフィードや球際の強さに定評のある三宅凌太郎(DF2年)、三宅と共にトップチーム昇格を果たした中村太一(MF2年)、佐々木奈流(DF2年)など、アルティマリーグでの活躍が光る2年生選手にも注目したい。
興國
第6試合でMOMに選出された樺山諒乃介(FW3年)、平井駿助(DF3年)、田川知樹(GK3年)のJ1横浜F・マリノス内定組に注目が集まる。この3人に続いて2021年度、J2ツエーゲン金沢に内定している杉浦力斗(FW3年)、巧みなポジショニングと絶妙なパスが武器の「興國のブスケツ」湯谷杏吏(MF3年)、180㎝、70㎏の恵まれたフィジカル、足の速さは興國1と言われる南拓都(3年)の活躍にも期待したい。
前節、監督はこう語った。
帝京長岡、興國、それぞれの監督は前節をこう語っている。
前節が今節にどう活きるかに、ぜひ注目してほしい。
興國高校 内野監督 8/23(vs 昌平)
帝京長岡高校 古沢監督 8/15(vs 昌平)
試合後の選手インタビューはこちら
※9/1現在、興國高校 (樺山選手、平井選手 )、帝京長岡高校(佐竹選手、川上選手)を収録しています
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